本を沢山読むための方法を探していたら図書館で面白そうな本を見つけました。2006年の本なので10年前。図書館にでも行かないとなかなか手に取ることもないものです。
この本に書いてあるように、本当にザーッと読んだだけですが、必要なことはわかった気がします。
例えば、タウンページや電車の時刻表を特に目的もなく読んでいたら、丸一日かかっても読み終わらないでしょう。
でも、そんな風にタウンページや電車の時刻表を読んでいる人はいません。当然ですよね。
タウンページの場合、自分が電話したいお店を探すために開いているし、時刻表なら自分のスケジュールに合わせて乗る電車の時刻に目星をつけるために開くから。
ところが、普通の本(何かしら得ようとして読む本)になると、目的がはっきりしないままダラダラと読み進めてしまう。目的があるはずなのに、意外とふわっとしてしまうことが多い。これをもっとはっきりと目的を持って、しっかりと身になるように読むにはどうすれば良いか、ということが書かれています。
本の内容を理解して活かす方法
試験勉強の場合
- 参考書をまるまる1冊読むのではなく、読み始める前に、過去問題などから試験に出るポイントを絞り込む
- 読む
- 重要なところに線を引く
- 線が引いてあるところのみを繰り返して読む
- 問題を説いてみる
- 暗記していない部分をカードに書き写す
- カードを繰り返し読む。持ち歩いてすき間時間にチェックする。
- 覚えたらそのカードは捨て、覚えていないもののみ残し、繰り返す。
- 試験本番
読書を仕事に活かす場合
- 自分の課題・目的を絞り込む
- 読むべき本を絞り込む、入手して、読む
- 重要なところに線を引き、印をつける
- レバレッジメモに要点を抽出し、繰り返し読む
- 実践で試す
- レバレッジメモをブラッシュアップし、繰り返し読んで身につける
- 実践で条件反射的に対応できるようになる
たくさん読んで、メモとって使おう
- 本はたくさん読んだほうがいい。無理やり時間を作ってでもたくさん読んだ方が将来的に大幅な効率化・時間節約になる。
- たくさん読むためには、大事な箇所だけ拾って読む必要がある。
- 大事な箇所だけ拾って読むためには、事前に目的をはっきりさせる必要がある(その本から自分は何を得たいのか)。
- 本にはたくさん書き込む。
- 書き込んだりメモったり、印をつけた箇所を、パソコンでテキストに起こす。
- それをプリントアウトしてまとめる。
- ジャンルごとに分けておく
- ボロボロになったらまたプリントアウトすればいいだけだから楽
これを繰り返していれば、自分の能力を引き上げられる・・・気がしますね。
週間は全て後天的なものであり、幸いにも悪しき習慣は取り除くことが出来る。
つまり、十分な時間と労力をかけて学ぶことを厭わなければ、誰でもどんな習慣でも身につけることが出来るのでる。
ブライアン・トレーシー
「刈り取る(生産する)」ことに熱中しすぎて、「刃を研ぐ(生産性を高める)」ことを忘れている人があまりにも多い。
スティーブン・R・コヴィー