スポーツ万能、40歳を超えてもバリバリの百獣の王・武井壮さん。
2015年は世界マスターズ陸上競技選手権のリレーでアンカーを務め見事優勝。
彼がときどきテレビなんかで紹介している身体を上手に使うコツ。これがノーベル賞を獲ってもいいんじゃないかと思うくらいすごいのです。
毎日地道に続けていけば、どんな人でもスポーツが上達するはず。スポーツじゃなくても、料理や書道、釣りやヨガなど、ありとあらゆる趣味が充実するでしょう。
原理自体は言われれば納得、シンプル。
でも、これはプロスポーツ選手も出来ていない、いや、「ヤッてない」そうです。
子どもにスポーツをヤらせたい親御さんは是非覚えておいた方が良いと思いますよ。
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身体を意のままに操作できるようになればどんなスポーツでも上達が早くなる
どんなスポーツも、基本は頭で描いた身体の動きを、実際の動作で表現していることに変わりはありません。
スポーツ選手のスランプは、この頭と身体のギャップが大きくなることから生まれると言われています。
大原則となるこの動きをマスターして、頭と身体のギャップを極力小さくすることで、ありとあらゆるスポーツに応用が効くでしょう。
「何も考えずにやれば10年かかることを、これを意識してやれば3年でマスター出来る」
と武井氏は豪語します。
目を瞑って両手を挙げて水平にする
鏡の前に立って、目を瞑って両手を水平にします。自分が水平だな、と思うところを探る感じです。
画像の絵は目を開けて笑っていますが、ここは目を瞑って下さい。
目を開いて確認してみましょう。出来る人は出来ると思いますが、大半の人は出来ていないと思います。
こんな感じで微妙にズレているはず。
確認したら、鏡を見てきっちり水平にします。
ここで「これが水平だ」と身体に覚え込ませるのです。
もう一度、目瞑ってやれば最初よりもかなり水平に近くなると思います。
これで「頭が思っている水平」と、「実際に身体が表現する水平」が近づきました。
垂直と45°もやる
垂直方向と、45°も水平のときと同じようにやれば、180°満遍なくカバー出来ることになります。
この感覚を掴むだけで自分の身体はかなり思い通りに動かせるようになるということです。
他の部分、脚でもなんでも同じ理屈で感覚を鋭くすることが出来ますよね。
ボールを上に投げて手に取る
ピンポン球でもテニスボールでも何でもいいんですが、ボールを上に軽く投げてキャッチする練習です。
視線は上、投げたボールの頂点を見る感じにしておいて、キャッチする手は見ないようにします。
落下点を予測してキャッチする、ということです。
スポーツをやっている人は当たり前に出来るかもしれませんが、出来ない人にとっては意外と難しい動作です。
この動作の究極系が、イチローがよくやる背面キャッチです。
ボールが落ちてくるところと自分の手の位置がぴったり、頭の中と現実の全てがシンクロしている美しい状態ですね。
サッカーのリフティングとか、ゴルフクラブでボールをトントンするアレとか、結構バカにできないということです。アレを事も無げに出来る感覚を掴むことがスポーツ万能、健康優良児への近道です。
武井壮を動かす練習
武井壮さんは少年野球をやっていた頃に、全打席ホームランを打つつもりで取り組んでいたのですが、思い通りにいかず不思議でしょうがなかったそうです。
思い描いているのと違う、と。
でもあるとき、父親が撮ってくれたビデオで自分の動きを観て、自分の頭の中のイメージと現実とのギャップを目の当たりにします。
「ぜんぜん違うじゃないの。これじゃあホームラン打てるわけないよ」
そして、上に挙げた動作を訓練しようと思ったそうです。
彼はこれを「武井壮を動かす練習」と言います。この客観性。素晴らしいですね。
要は、自分の身体を上手にコントロールするということです。
確かに、数mmズレただけでホームランがファールになり、数cmズレれば空振りになる。そんなシビアなスポーツをやっているのに、自分の腕が思ったところに動かせないのは大問題、ということです。
弱冠11歳。小学5年生でこのことに気づいたというのだから本当に驚きです。
まとめ
この動作を練習することで、頭と身体のギャップが少なくなり、どんなスポーツにも応用出来るようになります。
小さい頃からやれば、その効果は計り知れません。
そういう意味では、習い事の一つとして、ダンスなんか特にいいんじゃないですかね。常に鏡の前で自分の身体を見つめながらやる訳ですから。
球技もいいですが、セットでダンスは必須かもしれません。
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