
By: Danny Molyneux
フジロックは寒いです。
原因は雨。気温でやられるというよりも、「濡れ」にやられます。夏といえども山ですから、天候の変化も激しい。ずっと晴れていればいいんですが、そんな年は滅多にありません。
たと日中晴天でも、ゲリラ豪雨並の夕立がバンバン襲い掛かってくるのが山の怖さ。雨具は絶対に持っていくべきです。
特に、「天気予報が雨でも、家を出るとき晴れていたら傘は持って行かない派」とか言っている人は要注意。雨が続けば、気温は下がり、身体が濡れるとテンションも下がってライブどころではなくなります。
大事なのは「良いレインウェア」を着ること。100円ショップの雨ガッパはあっという間にやられます。雨が中に入ってきて、今度は中で蒸れてどんどん気持ち悪くなります。
せっかく楽しいイベントですから、きちんとした装備で臨みましょう。
雨を凌いでフェスを100%楽しむためのレインウェア
- アウトドアメーカーは機能性抜群。そしてお洒落。だけど高い。
- ポンチョって可愛いよね。でもやり過ぎ。
- 作業用で良くね?でもダサい。
の3択です。
mont-bell トレントフライヤージャケット
ダントツでこれがおすすめです。決して安いものではありませんが、毎年使えると思えば大した負担でないはず。ケチらない方が良いと思います。
しっかり雨も凌いでくれる上に軽くて動きやすいのがポイントです。見た目もオシャレなので恥ずかしくありません。
登山家も愛用するほどですから、品質は保証済み。ゴアテックスという素材が使われており、特に透湿性に優れています。ゴアテックスは、濡れない上に、蒸れない。雨具としては文句なしのスペックです。
ゴアテックスは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE、テフロン)を延伸加工したePTFEフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作る。
1969年にボブ・ゴアが、PTFEを用いた低コストなシールテープを作るための実験の中で、押し出しPTFEを急速に大きく延伸させることに成功した。
1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含む。その最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていることにある。つまり、水蒸気は通すが雨は通さない。
引用:ウィキペディア
下半身も重要です。
せっかくですから、見た目が好きな感じのやつを買うのがいいと思います。
作業用ならまだ安心
「mont-bellは流石に高い」という方は、せめてホームセンターで売っているようなカッパを用意することをおすすめします。
「蒸れない」は無理でも、「濡れない」は実現可能。中の着替えさえ用意していれば、これで問題ないっちゃ問題ないので、経済面を考えても無難な選択だと思います。
車で行く場合は途中で店を見つければ買えます。100円ガッパはないよりもマシですが、大した効果もないのに荷物が増えるだけですから、最低限、作業用クラスのレインウェアを用意するべきです。
やっぱりおしゃれなポンチョ
「やっぱり可愛い派」と「洒落臭いから嫌だ派」がいるポンチョですが、フェスでは実用性に優れているのでおすすめです。
この形状ですから、リュックを背負っていても大丈夫。なんだかで手元に置いておきたい荷物って多いので、リュックは必至。そう考えるとポンチョはけっこういいもんです。
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