
By: zeesenboot
今年もロックフェスの季節がやって来ます。
昔はフェスと言えば、フジロックとサマーソニック、ライジングサンぐらいだったのですが、知らない間に野外フェスが増えまくっています。驚きました。
全国各地で大小様々催され、もう数えるのが嫌になるくらいあるんですよ。
北海道のJOIN ALIVEどころか、春にはアラバキロックフェスというのが宮城県でもありますし、ヘタしたら毎月やっているんじゃないでしょうか。
ついつい「ロック・フェス」と言ってしまいますけど、最近はロックもクソもない。
もうただの「フェスティバル」という感じ。いや「祭り」です。全国各地でやってる地域の祭りと同じ。
あってもなくてもどっちでもいいぐらいの感覚です。それほど一般化されたと思います。
溢れかえるフェスティバル
http://matome.naver.jp/odai/2140755019793537501
もう多すぎて訳がわかりませんよ。
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野外ロックフェスでは絶対必要になる長靴(レインブーツ)
フジロックといえば、国内音楽フェスの老舗。楽しさも厳しさもナンバーワンです。屋外フェスの対策は、フジロック基準で考えればまず間違いありません。
最重要課題は雨対策。まずはカッパと長靴。絶対です。どちらが欠けてもいけません。レインコートなんて言わないで下さい。カッパです。レインブーツじゃありません長靴です。いや、どっちもいいです。
毎年毎年、あれほど口が酸っぱくなるほど言ったのに、耳にタコが出来るほど言い聞かせたのに、いるんです。いやがります。裸一貫やってきました。みたいなやつが。
麦わら帽子にタンクトップ、短パン&ビーチサンダル。

冗談だと思うでしょう?でも本当の話です。いるんです。

こんな軽装備はたとえフジロックじゃなくてもキツイですよ。絶対にやめましょう。
雨が降る⇒身体・足元が濡れる⇒体温とテンションが下がる⇒ライブどころじゃなくなる⇒悪寒が始まる⇒帰る。
「その場はハイテンションで乗り切れそう」などと、たかを括っている人に限ってうまくいきません。
しっかりしたものを揃えましょう。
たとえ当日の天気が良くても、2日前まで雨が降っていれば地面はぬかるんでいます。
普通の運動靴ではどうにもなりません。じわりじわりと浸水してきます。
そして、少しずつテンションが下がっていきます。怖いですね・・・
さて、前置きが長くなりました。
この記事では、その二大雨具の一角、「長靴」の比較検討を進めていきたいと思います。
おすすめの長靴
みんなが使っているやつは、やはりそれなりに良い物です。
余裕があるなら、いや、あってもなくてもここは惜しまず投資すべきです。
- 歩きやすさ(疲れやすさ)
- 持ち運び(大きさ、重さ、硬さ)
この2つが重要なポイント。
それなりの登山靴でも、結局濡れたり汚れたりします。だったらはじめから長靴で対応するべきだと思います。逆に晴れ用のスニーカーは普通の軽いやつすればいいんです。
安物やサイズが合わないものは、ホールド感がいまいちでかなり疲れます。靴擦れもテンションが下がる原因になるので気をつけましょう。
日本野鳥の会 バードウォッチング 長靴
楽天で探すと赤とかネイビー、グレーは売り切れが多いです。Amazonでも在庫が少なめ。早い者勝ちです。
長所:折りたたみ可能。持ち運びに便利
この長靴は胴体部分が柔らかいので折りたたむことが出来ます。
もし現地でキャンプでもしようものなら当然荷物は多くなります。そこへデカデカとした長靴が加わることに抵抗を感じている人も多いでしょう。
底が堅いので、疲れるっちゃ疲れますが、許容範囲です。
中敷きを敷いた方が歩きやすい、という人もいます。
HUNTER レインブーツ(パッカブル)
パッカブル。パッカブルとは折りたためる。パック+エイブル。です。
バカップルではありません。HUNTERの長靴を履いているカップルはむしろ高収入のブルジョアカップルです。
長所:折りたたみ可能。持ち運びに便利。別なタイプもある。高い
野鳥の会と同じようにたためる仕様。
機能性というか、満足度というか、そんなに大差はないと思います。あとは値段でしょうね。
ちなみに、HUNTER社は、たためないけどもっと頑丈な商品もあるんです。
HUNTER レッグス トール
それがこちら。強いです。
持ち運びを気にしない&私の脚元屈強だから大丈夫、ということであれば、こっちの方が安定感はありますから選択肢としてはありでしょう。
あと、「普段使いでも」。。。という意見がありますが、あれってそんなに良くないと思います。街で見ればどう見てもただの長靴です。
結局のところ、私はHUNTERは迷わせるのが弱点だと思います。
色はともかく、形式が違うと「あっちのが吐き心地良かったのかも」なんて後悔をする可能性もありますから。
それから、やっぱり値段がちょっと高いです。
この点をものともしない人間にはとてもおすすめだと思います。
グリーンマスター
農家も愛用する「プロ仕様」の長靴です。靴底のグリップ抜群。
“くるぶし”のところが柔らかいので、しゃがんだときに長靴が歪んでも痛くない。最高の履き心地で疲れません。
これはダークホース。他人に差をつけたいならこれしかありません。色は緑、黒、赤の3色展開。
短いタイプもあります。
Columbia
足がぶれるという話もあるが
上の2つよりは、足に合わない、という意見が多いです。長靴でお馴染みの、「ガボラッ、ガボラッ」というやつです。
足の形、型はホント人それぞれですからねえ。デザインが好きな人は履いてみて足に合えば、というところだと思います。つまり、デザイン重視で見切り発車の冒険をするのは危険だというこです。
AIGLE
大差ないんだろうけど、ちょっと高いよね
機能は概ね良好ですが、グニュッとたためる訳でもなく、他を圧倒する良さがあるかいえば微妙。
でも足に合う、合わないはありますからね。
デザインも好き、足にも合う、となれば。
CROCS
軽いので馴染みは良い
軽いので足馴染みは良好。ただ凸凹した地面にはハードな底が良いときもある。
そんなに安いわけではありません。
アキレス
安心と信頼の・・・
どうしてもスナップ撮られたい、とか、お洒落してフェスを楽しみたいというのなら高級お洒落長靴を選ぶべきだと思いますが、こちらのコストパフォーマンスは魅力です。
アキレスといえば、かかとが光る運動靴とか売っていましたよね。懐かしいです。
総論 まとめ
野鳥の会が有利だと思います。機能面、利便性を兼ね備えています。
「野鳥の会」っていうのもなんか惹かれますよね。ラインナップも豊富で、選ぶ楽しさがある。
逆にHUNTERは色だけじゃなくて、構造が違う商品があるので「選ぶ苦しみ」を強いられます。
ちょっとスカしてる感も否めない(個人の感想です)。
他は横並びでしょう。あとは値段との折り合い。
それこそ、「パッカブル前提」という人がほとんどでしょうから、よほどデザインに拘りがある場合を覗いては野鳥の会がおすすめです。
なにしろフジロックっぽいし。
「どうも私はいかにもありきたりなフジロッカーです。」というアピールに抵抗がないのなら、野鳥の会です。
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