パソコンでテキストエディタを使うときに便利な矩形(くけい)選択ってご存じですか?
もし知らないなら、あなたは色々損しているかもしれません。
だってとにかくすごく便利なのですから。
矩形選択が便利ということは、まだ気づいていないあなたは不便ということになります。
- リストタグで囲むのめんどせ。
- 行の先につけた「・」とか「①~⑩」を消したいけどめんどせ。
・・・という切ない思いを抱いている人にはとても効果があります。やり方を紹介するので是非覚えて下さい。
知っている人は知っている。というか、やっている。でも知らない人は全然知らない。そういうもんです。
私はこれを覚えて世界が変わりました。なにしろ今までめんどくさくて避けていた作業に積極的に取り組めるようになったのですから。
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矩形選択で作業を効率化
ところで、テキストエディタというのは、ウィンドウズに最初からついている「メモ帳」とか、あれです。
でも、矩形選択はメモ帳では使えないので「サクラエディタ」というテキストエディタをダウンロードしてきて下さい。無料です。
リストをサクッと作る
これは2016天皇賞春の登録馬なのですが、これを記事にするにあたってリストにしたいんです。あるいは全部h3で囲みたい。そんなときに矩形選択です。
<li>をコピペする?単語登録?WordPressならボタン1つ?
いやいや、もっと凄いんです。矩形選択は。
◆シフト + F6で矩形選択、発動。
カーソルを一番上左に動かしておいてから、シフトを押したままF6を押します。これで矩形選択発動です。一旦手を離しても大丈夫です。
矩形選択が発動されたら、カーソルを上から下までズラ~っと下ろしてきます。
そこで、<li>を入力。


・・・どうです?すごくないですか?
◆閉じるときは「置換」を使う
閉じるときも、文末が揃っていればいいんですが、そう美味い話はありません。
だから今度は「置換」を使います。
画面の上のメニューバーに「検索(S)」があってそこを開くと「置換」があります。読んで字の如く、置換します。
『⏎』を『</li>⏎』に置換するのです。
改行は「¥r¥n」です(¥は半角)。そして「すべて置換(A)」をポチッと。

・・・どうです?素晴らしいと思いませんか?
なんかまどろっこしいと思いました?そういう人はいわゆるプログラミングとかそういうやつの恐ろしさを理解していない証拠です。
これがもし数千行に渡るリストだとしたら・・・?
意外と面倒くさいんですよ。18頭分の馬の名前にh3をタグをつけるのは。
↓こういうとき楽です↓
クソ種牡馬事典・もくじ
楽をするべきところは楽をするべきです。でも、私だってこれが最高の方法だとは思いません。もっといいのがあれば乗り換えたい。
そして、これは当然消すときにも使える訳です。シフトを押しながら普通に選択するとガバッと全部いってしまいますからね。それが矩形選択だと綺麗に出来るんです。
◆普通の選択の悪夢
普通に選択すると、
あ・・・
でも、矩形選択なら・・・・
・・・!!
まとめ
以上が矩形選択の素晴らしさです。ちなみに、矩形とは「すべての角が直角の、四辺形。長方形」です。
リストを作るとき、行の先頭につけた変な印をまとめて消したいとき、とっても役立ちます。途中で出てきた置換も結構便利ですよ。
お試しあれ・・・
プログラマーは同じコードを2度と書かないそうです。
私はプログラミングなんてさっぱりですが、気になって読んでしまいました。効率化ってそういうことね、と思い知らされます。