キュンッとコケ日記73日目
ようやく緑になり始めたので、意気揚々と調子こいてます。
このままいけば、年内にはもっさりフサフサ緑。嬉しくてずっと眺めていられます。気持ち悪いですね。
「周りの評価を気にしない」の本当の意味
リリー・フランキーは、映画の撮影でセリフが上手く言えなくても監督がOKを出したら涼しい顔して楽屋に帰ってしまうそうです。彼が初主演を務めた映画「盲獣vs一寸法師」の監督、石井輝男はそこがリリー・フランキーの良いところだと言います。
ダメな俳優は「もう1回やらせてください!」と言ってくる。そういう人は監督の立場からすれば、自分を信用していないと感じてしまうのでやりづらいそうです。
映画はたくさんのシーンを撮って編集して完成するものです。監督は撮影中、これは使う、これはいらない、と取捨選択しながら仕事をしています。だから、監督がOKを出したら良くも悪くもOKなのです。
監督がもう使わないと決めたシーンに俳優が拘ったところで無意味なんですね。もちろん、俳優は事前にそれを知らされている訳ではありませんから、その都度一生懸命やるのは当たり前です。でも、監督が終わりと言ったら終わり。
監督を信頼していれば、自分の演技の良し悪しを勝手に判断することもないでしょう。判断を相手に委ねられます。
もう1回やれば上手くいくと思っているのは自分だけ
これって監督と俳優じゃなくても同じだと思います。
相手に判断を任せて、たった1度のチャンスに全てをかけるしかありません。終わったら、もう知らない。次は次。
「もう1回やれば上手くいく」と思っているうちは、本気ではない証拠です。
自分1人で判断しようとしても、答えも見つからずウロウロぐるぐる無駄なループを繰り返すことって多くないですか?だったら、思っきり相手を信頼して全てを任せたほうが、躊躇せず本気でやれるんです。
周りの評価を気にしすぎる人は、相手を信頼出来ていないということ。自分を評価するのはどこまでいっても絶対に他人です。動かせないものを気にしても、注意が散漫になってパフォーマンスを下げるだけです。
「周りの評価を気にしない」というのは「相手を信頼すること」です。そうすれば、結果的に自分も目の前のことに思う存分集中できるようになります。