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コケ日記52~ヨルタモリ9月で終了。日曜の憂鬱との付き合い方~

 2015/08/22      TV, コケ日記, 人生

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コケ日記52日目

ヨルタモリが9月で終わるようです。契約もあるし、実験的な内容なので、飽きられる前に身を引く、というのが主な理由。もったいないですね。久しぶりに毎週観る番組が出来たと思っていたのに。

日曜日の23時台というと、「ガキ使」や「情熱大陸」があります。どちらも面白いのですが、日曜夜の憂鬱感を助長する雰囲気を持っており、時々観ていられなくなります。

ヨルタモリもいずれそうなるでしょうから、今回の判断は賢明だったかもしれません。フジテレビの調子が良いのであれば。

ちょっと余裕かまし過ぎじゃないかと思うんですけど。

再現性がないから実験もクソもない

出演者が適当に喋って、延々楽器を演奏するとか、他の番組だと許されません。有吉やマツコがあれをやってもかなり苦しいですよね。地獄絵図です。

他では絶対に使えないコンテンツを持っているものをさっさと引き上げるのは懸命と思えません。実験的とか言ってますけど、あれは再現性がなさ過ぎて、次に繋がらないと思います。一体何の実験のつもりなのでしょうか。

結局、番組内容云々ではなくて、タモリと宮沢りえだから許されることを1年間やってみました。で、終わり、という感じですよね。

サザエさん症候群を置き去りにする日曜日の憂鬱ロード

日曜日の憂鬱と言えば、サザエさん症候群が有名ですけど、私の場合は夕方から始まります。

私の場合は、競馬中継が終わってゴルフが始まるともうだめです。

夕方、タカアンドトシのグルメ番組が放送されていたりすると更に追い打ちを掛けられます。そして怒涛の憂鬱ゴールデンゾーンに突入。

サザエさんというか、「笑点⇛ちびまる子ちゃん⇛サザエさん」という流れ、そして7時台の番組がつまらないという虚無感。まさにゴールデンタイム。

おしゃれカンケイから始まる第二波

10時を過ぎると、本格的に追い込まれます。「おしゃれカンケイ⇛ガキ使⇛すぽると!⇛Get Sports」という永久機関。

とくに大トリ「Get Sports」はいったいいつ始まっていつ終わるのか全くわからりません。謎のテーマ曲も恐ろしい。太平洋のど真ん中に放り込まれたような気分になります。

なんかこの人の特集面白そうだな、とか思って追いかけていると気づいたら2時です。ああ怖い。

自分のことは考えるな。テレビを観るなら真剣に観よう。

テレビにやられる人って、実はテレビにやられている訳ではありません。自分にやられています。

「サザエさんを観ると憂鬱になる」とか言ってますけど、実はその人はサザエさんを観ていません。「完全に上の空」なのです。目の前のストーリーに集中もせず、明日の自分のことばかり考えています。考えが自分中心過ぎるのです。

そんな人に限って、サザエさんは憂鬱の象徴だと思っています。

「今日のカツオはどうなんだこの野郎」と思って真剣に観ていれば、自分のことなんて考えている暇はない。憂鬱とか、楽しみとか、そんな実態のない考えが浮かんでくるはずはないのです。

(気持ちが)忙しい人は、その過程、目の前のひとつひとつの出来事に集中できていないことがほとんどです。人は、目の前のことに真剣に向き合っている瞬間は、「忙しい」とは感じないはずなのですから。

外だろうが、家だろうが、真剣に向き合う以外に方法はない

今はテレビを観ている人も少ないと言いますから、上に挙げた怒涛の憂鬱番組に精神を消耗している人も昔ほどはいないでしょう。多分。

しかし、例えテレビが暮らしの中で存在感が薄い人でも、日曜日の憂鬱とは無縁ではありません。当たり前ですよね。テレビを観ようが観まいが、次の日が月曜日であることに変わりはありませんから。

我々が日曜日の憂鬱を吹き飛ばすには、外に出ようが、家にいようが、とにかく目の前のことに真剣に向き合うしか方法はありません。

そういう意味では、苦肉の策ですが、日曜日の出来事を詳細に日記に書くとか、見た映画やテレビ番組のレビューを丁寧に書くというのは良い方法かもしれません。真剣に観ざるを得ないですから。ぼやぼや自分のことを考えている暇はありません。

気持ちの問題を気持ちでどうにかするのはとても難しいです。僧侶でも困難でしょう。身体の側から訴える方法を見つけましょう。

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まとめ

自分のことを考え過ぎると、良くない気持ちが生まれやすいです。考えたってどうにもならないことを考えるのは本当に疲れます。余程の変態ナルシストでない限り、自分と向き合う、なんていうのはただの消耗ゲームです。

親になるとみんな強くなる、というのも納得がいきます。子ども中心の暮らしになるからといって、本人がしょんぼりすることってありません。逆ですよね。

今日からサザエさんを真剣に観てましょう。