ハイゴケとは打って変わって最近元気がないコケたちです。
茶色くなってますが、これはこれで彼らの作戦なのでしょう。
茶色くなってそのまま。という可能性もなくはないので油断は出来ませんが。
豪快に巨大化したデカ草
デカ草は高さ150cmに到達しました。小柄な女子よりデカイ。ここまでくると、可愛らしさの欠片もなく、不気味さばかりが強調され、複雑な心境です。
彼の本名はノゲシといいます。正式な名前はオニノゲシかもしれません。が、不明です。
Wikipediaにはこんなことが書いてあります。
日本各地の道端や畑に自生する。ヨーロッパ原産で世界各地に広まったと考えられている。日本には史前帰化植物として入ってきたものと思われる。
花期は春から秋で黄色のタンポポのような花が咲く。葉には刺があるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑で光沢はない。葉は茎を抱く。茎の高さは50-100cm程で軟らかく中に空洞がある。
引用:Wikipedia
「茎は柔らかく中に空洞がある」と書かれていますが、このノゲシはみっしり詰まっています。
ベランダという特殊な環境がこのようなおかしな成長を誘発したのでしょう。ライバルもいない上に、絶妙な日陰が出来るので、日光を求めて上へ上へと伸びていく。
大したものです。
最近、東京地方は風が強いため、デカ草がだいぶ煽られていました。ここまで大きくなると、微風でもダオラダオラと揺れまくりです。揺れる度に綿が飛び交い、ベランダの床は種だらけ。拾っては外へ投げて子孫繁栄を祈っています。
そんなことを繰り返しているうちに、今日、ついに茎が折れました。
残念です。
いよいよ彼の人生も折り返し地点に突入。自らシグナル発してきました。
これまでの思い出が走馬灯のように駆け巡ります。