デカ草に負けず、伸び続けるツメクサ
毎度撮っている鳥瞰図からもツメクサの伸びは伺い知ることが出来ます。
どんどん、どんどん勢力を拡大しながら幾つもの蕾を付けながら葉を伸ばしており、もはや根本を探るのは不可能に近く、どれがどれだかわかりません。
日陰の方が伸びている
面白いことに、デカ草の葉に覆われて日陰になっている場所にいる個体の方が伸びが旺盛です。
植物全般に言えることですが、それなりに群集になっている方がお互いに切磋琢磨してよく育つみたいです。
温室育ちの箱入り娘は軟弱になってしまう。
デカプランター南東の、縦に3つ並んだツメクサが意外と育ちが悪いのはそのせいかもしれません。日当たりも良く、3つの距離間もほどほどかと思っていましたが、意外と成長が遅いのです。
それに対して、条件的にはやや厳しいと思われるデカ草の根本周辺の個体は日陰にいながら旺盛です。
↓日陰のツメクサ
交差点の名前で言えば「デカプランター中央南」にあたる場所。ここはまさに激戦区なのですが、隙間を縫うように葉を伸ばしてきています。
↓日陰のツメクサ2
高速道路で言えば「デカプランター中央北IC」でしょうか。デカ草の葉っぱに光を遮られながらも、太陽光目指して激しく葉を伸ばしています。※撮影時は葉を避けています。
一見育ちやすいように見える場所にいる個体よりも、つらそうなところにいる個体の方が頑張って伸びようとする。面白いですね。
あまりにも混雑しているとさすがにダメなんでしょうけど、スッカスカもまた考えものだということ。よく考えてみると、自然に育つ植物はみんな身を寄せ合っています。単体でポツンというのは稀ですね。
植物がよく育つ条件を整えるのは難しい。間近で見ていると、なかなか興味深い体験です。
低めの障害を毎日飛び越える
人間も植物と同じ生き物ですから、何も圧力がないというのも自分の成長、変化を鈍らせることになります。日々障害にぶち当たった方が良さそうです。
しかし、自ら進んで激しい戦場に赴くのはさすがに大変です。成長より先に潰れてしまう人の方が多いですから。
膝と腰の間ぐらいの高さの、低めの障害を毎日文句を言いながら跨ぐというのが理想的です。
めんどくさいんだけど、出来なくはない。嬉しくはないけど、悲しくもない。緊張ではない緊張感。
それぐらいで毎日過ごしたいものです。