街を歩いているとき、何を見ていますか?
「小銭が落ちてないかなー」とか、「ガムや犬の糞を踏まないように」とかいって、下ばかり見て歩いていませんか?
とある営業マンは「街は上を向いて歩くもんだ」と言います。坂本九です。
上を見ると、色んな看板が出ていますね。広告です。
今何が流行っているのか、どこの企業がどこに拠点を構えているのか。
「なぜそこに?」と、意識して見てみると、色んな疑問も生まれてくる。毎日注意して見ていればその変化に気づくことも出来ます。
広告だけじゃなくて店の看板もたくさんあります。
ほとんどの人は、飲食店は1階にある店ばかり探しています。でもビルの2階に意外と美味しい店が隠れていたりします。
要は、人と同じところばかり注目していてはいけないよ、ということです。
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公園でも歩道ばかり歩く人
家の近所にけっこう大きな公園があるので、時々散歩に行きます。
走っている人や、ベンチで休んでいる人、散歩している人など、いろんな人が居ます。
公園の外周は歩道が整備されており、中は森みたいになっています。殆どの人は外周を歩き、途中にあるベンチに腰掛け、中央の広場の噴水を眺めて帰ります。
誰も森の中へ入っていこうとはしません。
森の中なんて、私にしてみれば宝の山です。何しろコケのオアシスなのですから。
森と言っても、公園ですから、そんなに激しい森ではありません。よくある、ちょっと木が多いあれです。
こういう木の下にコケがこんもりいるのです。にわかにテンションが上がります。
やはり、街中とは違い、ある程度自然の環境に近い公園では、暮らしているコケの種類もハイカラな傾向にあります。
コケを抱える基礎体力が違いますから、自然とダイナミックな装いにもなります。
離れてみるとよくわからないですが、近づくと一目瞭然、雑草じゃありません。
スナゴケです。いやスギゴケかもしれません。わからん。
コケは調べれば調べれるほど何がなんだかわからなくなります。
今回はハイゴケ&スナゴケを求めての行脚でしたが、意外と見つけられず。上の写真のスナゴケを見つけるのに、5、6回は拠点を変えました。
この拠点替えがどれほどの手間かというのは想像し難いかいもしれません。
そうでしょうね。当たり前です。
歩いている人の視線を感じながら、私は森の中へ入っていき、地面に這いつくばってコケを眺めています。
幾ばくか、恵みを頂く所存な訳ですが、果たしてどこまでやっていいものか。道徳、倫理観を問われるところであります。
天然?と言って良いのだろうか
ハイゴケです。これだよ、これ。という話です。最後に見つけたので、あたりはもう暗くなっており、ありのままの写真は撮れませんでした。上の写真は、翌朝の様子です。
昨年、私が復活させようと躍起になったものの、どうにもならなかった本丸の本来の姿です。
冬だからか、少し鮮やかさに欠けますが、こんな感じなのです。
図鑑には、どこにでもいるみたいなことが書いてありますが、私はあまり見かけたことがありません。
ようやく見つけたよ、という気分でした。
とはいえ、これまであまり真剣に探してこなかったので、本当は見逃し続けていただけだと思います。
ところで、こういった公園にいる植物というのは天然と言って良いのでしょうか。
造園屋さんがどこからか仕入れたものを綺麗に植えているだけなのか、あるいは、戦国時代末期に徳川家康がやってくるまで自然のままだったところを公園風に仕立てあげたのか。
自然の森をちょっと改良ぐらいだったら天然を名乗ってもいいと思いますが。
ここからいよいよ本格的に大量生産へ突入していきます。
とりあえずデカプランター
実は、けっこう上にも伸びています。どこまで大きくなるのか・・・
蕾がまた閉じたツメクサの戦略
先日開花目前とお伝えしたツメクサですが、また蕾が閉じています。寒いからでしょう。
きちんと暖かくならないと花は咲かないようです。
蕾は開き始めたらそのままイケイケドンドンかと思いきや、そうではありません。ツメクサだってバカじゃない。
カオスな根本で巻き起こる戦い
普段は草が邪魔になって見えないところのツメクサの様子を収めました。
節が長いです。彼らなりの戦略なのでしょうか。
↓割りと日が当たっているやつよりと明らかに長さが違います。
ネオツメクサ2日目
いかなる世界も初動は大変です。頑張れ。
まとめ
次回はハイゴケ&スナゴケを増やすための仕込みを始めようと思います。