地割れが起きています。何か地殻変動だとか、太平洋プレートとか、フォッサマグナの影響ではありません。ただの水不足です。
かといって、ビッタビタに湿らすと土が真っ黒になってしまい、それこそ何の写真を撮っているのかよくわからなくなるのでさじ加減は難しいところです。
引越して間もないため、やれ役所の手続きだとか、不足している物品の購入だとかで振り回されています。
「引っ越し前後で使って良いお金」というのをだいたい決めていたのですが、そこに収まる範囲ならまあいいかという感じでつい小銭を使ってしまいますがこれが危ない。今回はそんな話です。
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浮足立って無駄遣い
学生なんかは特に陥りがちですが、新しい部屋に引っ越すと似非D.I.Yに走り始めます。
新生活に夢を膨らませるのは無理もありませんが、一気にエンジンをふかしてガス欠すると精神的に参ります。物品の購入はきちんと計画を立ててからやることをおすすめします。
うっかりホームセンターやIKEAなんかに行くと新旧様々な便利グッツに目を奪われます。100円ショップに売っているものでも間に合うのに、「まあいいか」なんつって小銭を失うのです。
家に帰ってすぐはテンションも上がっているので気になりませんが、1週間、1ヶ月後、埃を被っていることはザラです。
それ本当に必要?便利だけどいらない便利グッツ
便利グッツは、便利グッツを使いこなせる人にとっては便利です。でも、ダメな人にとってはただのゴミです。
そうじ用品全般
トイレや風呂の掃除用具。ちょっとおしゃれだったり、強力な洗浄力を謳っているとつい手を出してしまいがちですが、今までなくてもやってこれていたものを無理して買う必要はありません。
ミニマリストとかそういう話ではなく、引越しをしたからといって今まで使いこなせていなかった掃除用具を急に使えるようになる訳ではないということです。
このトイレクリーナーもそんな一品。
なかには受け入れられない人もいるかもしれませんが、私はトイレそうじに関してはウェットティッシュ1枚あれば十分だと思っています。せいぜい使い古しの台所用スポンジでまかなえます。
柄付のスポンジなんてい要りません。ちょっと奥の方も、水を流した直後、水位が下がっている間に急いで拭けば大丈夫なんです。
そうじ用具全般は、主婦の方やそうじ名人でもない限り、道具に使われて終わりです。いや、使われもせずに終わります。雑巾とホウキと中性洗剤さえあればたいていのことは済んでしまうのです。
「ブルーレットおくだけ」も、引っ越してきて最初の1発だけで終わった人間を私は何人も見てきています。
「あったらいいな」=「なくても大丈夫」
某100円ショップでは、「あったらいいなが揃ってる♪」というアナウンスが流れます。これにつられてインチキぱっと見便利グッツを掴まされる人間が今日もまたひとり・・・。
ありますよね。これの小さいやつ。組み合わせれば自由自在みたいな。100円ショップでこの手のミニ収納を買う人は大概整理ベタなので活かしきれずに終わります・・・。
収納道具に頼ることよりも、「元の場所に戻す習慣」を身につける努力をするべきです。何より先にどこに何を置くか決めてから動き出さないといけません。
カラーボックス
ミニ収納もさることながら、むやみやたらにカラーボックスを買い足そうとする人はカラーボックスを上手く使えずに持て余す未来が待っています。
すのこ
木材を切ったりするのはめんどくさい。すのこで何か出来やしないか。
そう思っている人は何も出来ずに終わります。最終的にベランダに敷かれ、風雨に晒され腐らせる。次の引越しのときに粗大ごみ処理料金を失います。
ちゃぶ台
雑貨屋で事故に遭うパターンです。和テイストに憧れる時期があるのはわかりますが、やり通すにはそれなりの覚悟が必要です。
細かいやつ
これも1回やって終わりパターンです。
あとはレンジでパスタを茹でられるやつとか・・・
まとめ
以上が私がやってきた失敗の数々です。過去と決別するために、書きました。
結婚、あるいは同棲している人は、相手にブレーキをかけて貰えますが、一人暮らしはなかなか難しいものです。
友達は無理してまであなたの暴走を止めたりはしません。むしろ煽ってくるでしょう。
部屋づくりは上手くやればとても楽しいものです。はじめにきちんと完成形を決めてから動き始めるのが何より大切です。そして、ムダなものを買うのはやめましょう。
いや、まずはこれ。