クリスマスは、ケーキもチキンもいらないからプレゼントさえあればそれでいいと思っていました。
食欲よりも物欲にまみれた子供でした。
振り返ってみると、保育園(保育所)での昼寝の時間は苦痛でしかなかった。一睡も出来ないので、いつも妄想の世界で難しいことを考えながら時が過ぎるのをひたすら待っていました。そこで初めて、人は寝ながらヨダレを垂れることを知りました。
起床後に訪れるおやつの時間、中身よりもおまけが目当て。
睡眠欲よりも物欲にまみれた子供でした。
私は知っています。日本のサンタクロースは宝塚市か船橋市に住んでいるということを。
クリスマスイブの前には、天皇陛下の誕生日があり、クリスマスの後には勝負の週末が待っています。
ひとつ、重大な問題を思い出しました。
サンタクロースが宝塚市か船橋市にいるのはあくまでも12月最終週に限った話であって、あるときは北海道、あるときは九州、京都、東京、福島、新潟。
1年中、夢を諦めない人はどこでも出会えるということです。