テレビでたまに催眠術ってやりますよね。年末になると増える気がします。
あれが本当なのかどうか、本人の気持ちひとつですから否定はしません。
自分のことすらわからない我々です。他人が催眠術に掛かっているかどうかなんてわかるはずがないのです。
色んな意見がありますけれども、非催眠術者に対する確認方法のとして私はひとつ提案したいことがあります。
非催眠術者をくすぐってみてはどうかと思うのです。もっと踏み込んだ表現をすれば、いわゆる快楽方面の施策をするということです。
それでも彼らが何も反応しないというのならもう少し信じてみてようという気にもなります。
逆催眠術にかかるふりをして楽しんでいる人達
スティーブ・ジョブズやアイドル全般は催眠術の名人ですが、逆催眠術というのもあります。
「その手には引っかからないぞ、俺の方が頭が良いぞ」と思わせるのが逆催眠術です。
インターネットが普及したことで、逆催眠術者が定期的に現れるようになりました。
表面上、彼らは自称頭脳明晰者の目の敵になり、しばしば論争という名の暇つぶしセンセーションを巻き起こし、日本国民の大事な時間をプチプチと潰してくれます。
しかし、あくまでもこれは催眠術です。
逆催眠術者だろうと、催眠術は催眠術に変わりはありません。非催眠術者が「俺の方が頭が良い」と思っている人達がどんな反応をして、どんな行動に出るか全て織り込み済みです。
こんな話をすると、非催眠術者たちは「それを踏まえて我々は楽しいんでいるんだ」と言い始めます。どこまでも偉そうです。
楽しんでいる?不思議な表現ですね。謙虚なふりして、内心は全然そんなことはないパターンと似ています。人をバカにするやつに限って謙虚で礼儀正しかったりするから厄介です。
だから本当は謙虚でもないし、礼儀正しくもないのですが。
無限ループ
逆の逆、裏の裏。半端に賢い人は色んな場面を想定したり、他人の行動について根拠を追求しようとする癖があります。本人は冗談(皮肉)や世直しのつもりでも、ただの冷たい言葉としか受け取られないことも多いそうです。
ああ言えばこう言う。こう言えばああ言う。そうこうしているうちに一生が終わるでしょう。
ぐるぐる回るのが好きな人達です。
天空の城ラピュタではありませんが、地球は回るので、生き物が回転好きなのは無理もないことです。
回転寿司は大人気ですが、ネタが乾いているからと言って結局みんな直接注文しています。それでも回転寿司は回転寿司としてこれだけ人気なのは、みんな回るものが大好きだからです。
行ったら帰ってこないのは怖い
片道切符という言葉を聞いて少し不安になる人は多いでしょう。
旅行は行って帰ってくるから旅行です。行きっぱなしは蒸発と言ったりします。
命が繋がって行くとか、土に還るとか、そういうことを考える方が安心するのでみんな大好きです。

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これはかもめです。意外と怖い顔をしています。

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