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コケ日記125。戦争になると不眠症が減る理由。 | 趣深い.com

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コケ日記125。戦争になると不眠症が減る理由。

 2015/11/03      コケ日記

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コケ日記125日目

戦争になると、病気が減るそうです。
減る病気の代表格は、胃潰瘍と自律神経失調症だというのだから驚きです。

人は極度の緊張感の中では病気になる暇がないということなのかもしれません。

ついでに不眠症の人間も減るといいます。

いつ安心して眠れるかわからない状況だと全員不眠症になりそうなもんですが、現実は逆。興味深い話です。

我々の祖父母世代は、子どもの頃に夜中に叩き起こされて防空壕に逃げ込むような日々を送っていましたが、不眠症になったという話は聞いたことがありません。

衣食住足りて、不調を来す

人間は、衣食住がある程度保証された状態で初めて体の不調を訴えるようです。

動物でも、胃潰瘍になるのは動物園にいるものや、家畜ばかりです。

食えると思っていたら、食えなかった。毎日決まった時間に寝られると思っていたら、リズムを崩された。
そんなときに、動物はストレスを感じるのでしょう。

当たり前というのは怖いものです。

最近、昼寝を推奨する会社が増えているそうですが、ゆくゆくは昼寝じゃなくて「眠いときに眠る」スタイルに移行していくのではないでしょうか。

ショートスリーパーも多分寝てる

食欲性欲睡眠欲。残りの2つは知りませんが、少なくとも睡眠欲だけはいたずらに逆らわない方が良さそうです。

自然の欲求をなんとか抑えようとしてもろくなことはありません。何か素晴らしいルールや薬を作れば万事解決すると思っている人が多いような気がしますが、きっと逆なのだと思います。

ショートスリーパーと呼ばれる偉人達も、きっとどこかで寝ているに違いありません。
人は歩きながらでも、食べながらでも眠ります。程度の差があるだけで、こっそりやっているはずです。

そうでなければ、ショートスリーパーが元気に偉業を成し遂げられるはずがないと思います。

不調の原因は生活環境、仕事環境じゃない

現代人が不眠症や胃潰瘍を訴えるのは、働く時間が長いとか、不規則な生活を送っているからなのではなく、「嫌いな人間と一緒にいる時間が長いから」だと思います。

そうでなければ、戦争のときに病気が減ることの説明がつきません。

戦争を美化するつもりも資格もありませんが、少なくとも緊急時に身内同士、仲間同士で避難しているときに生まれる連帯感は、今の会社組織、学校などの息苦しい人間関係のそれに比べれば随分まともなのではないでしょうか。

変な話ですが、戦争のときに隣人を嫌っている暇はありませんから、ある意味当然なのかもしれません。

ただ単に眠りたいのに眠れないのがダメなのではなく、嫌いな相手の都合で眠れないから腹が立つのです。
ただ単に食べたい時に食べられないのがダメなのではなく、嫌いな相手の都合で食べられないから腹が減るのです。

今日のデカプランター

11月3日(今日)
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11月2日(昨日)
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彼らは太陽の方向へ葉を向けます。太陽の光を調節しようとはしません。

運悪く、日の当たらないところに根を生やしてしまった者は、甘んじて死んでいきます。