私は花粉症歴20年以上のベテランです。
花粉症とアレルギー性鼻炎って何が違うの?とよく聞かれます。
私は、別に違わねえよ、と答えます。要はこういうことです。↓↓
アレルギー性鼻炎の中のひとつとして花粉症がある、ということです。
アレルギー性鼻炎は、とにかくなんでもいいからアレルゲン(ダニ、ハウスダストなど)があって、身体(抗体)が反応したら鼻水くしゃみ、目の痒み、意識の遠のきが起きる。
花粉症はアレルゲンが花粉(スギ、イネ、ブタクサetc)というだけのことです。
ベジータが花粉症で、サイヤ人がアレルギー性鼻炎です。
花粉症は日本国民を苦しめる恐怖の国民病ですから、スーパーサイヤ人ということになります。
花粉症の季節は、花粉症のみなさんはこぞってマスクをし、草刈り用みたいなメガネをかけていますね。
マスク美人を誕生させると同時に、美人を草刈りメガネで台無しにもする、パラドキシカルな恐ろしい病気です。
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花粉症対策はスギを切れば良い
花粉症がこんなに流行ったのは、過去の日本政府のせいだと言われています。
国土のおよそ7割を占める日本の山間部に乱立する杉林。戦後、建築用木材の需要を見込んで植林されたものがガンガン育っているのです。
植林当時は国内の木材を使う予定で勢いよくやっていたのですが、経済状況の変化により木材の価格破壊が進み、海外の木材を輸入したほうがいいぞ、ということになり、杉林は放置プレイされることになりました。
しかも、恐ろしいことに国は60年前の政策を見直しもせず21世紀になった今でも植林を続けているのです。
バカじゃないの?という話です。
今すぐ切りに行きたい
ヨーグルトとか、お茶とか、そんなちまちましたことはいいんです。1人の人間の花粉症が治ったところであまり意味はありません。
私は今すぐスギを切り倒しに行きたいです。もし花粉症じゃなかったら。
あるいは、日本中のスギを使って別荘に次ぐ別荘、大豪邸を建てたいです。もしビル・ゲイツだったら。
東京オリンピックを迎える頃には、今の花粉量の2倍になるとも言われいています。どうするんでしょう。外国人が花粉症を持ち帰ったら大変なことになります。
CO2削減?アホか!
実際問題、勝手にスギを切りに行くわけにもいきません。
何しろ国は、スギは成長も早いし、二酸化炭素の吸収率も抜群だから無下には出来ないとか言っているのです。
優秀な働き手が花粉症で苦しみ、イライラし、激しく生産性を損なっている現実から目をそむけ、京都議定書を守り通すことに躍起になっているのです。
スギの最大の欠点。そして代替案
カーボンニュートラル現象
樹木は成長期こそCO2を吸収しますが、成長が終わった幹とか下の部分は微生物の影響で酸化してしまうので結局また同じ量のCO2を排出しています。おまけに毎年毎年大量の落ち葉をばら撒いている。だから意味がないのです。
花粉もばら撒き、二酸化炭素もばら撒く、おまけに建築に使われない。
何もいいところがないじゃないですか。
スギよりコケだろうが
その点、コケは優秀です。死んでも炭素を抱えたままゆっくり地中に沈んでいき数億年かけて石炭になります。
コケのCO2固定量は1.0~1.5kgco2/m2・年
対して、スギは0.14kgco2/m2・年
コケはスギの10倍以上の能力を持っています。
二酸化炭素を減らしたいのなら、スギなんかに頼らずにコケに頑張って貰えば良いのです。
そもそも、大量に二酸化炭素を排出しているのは都市部の工業地帯なのですから、山でバランス取ろうというのもおかしな話。勝手に任務を負わされているスギだっていい迷惑なのです。
太陽光発電は効率が悪いので、その分の面積をスナゴケに入れ替えてあげたいです。私は、日本中の屋根がモスグリーンに染まる日が来ることを夢見ています。
屋上緑化⇨花粉症減少
スギを切るためには、スギが不要であるということを証明しなければなりません。
だから、今からみんなでコケを使って屋上緑化を徹底し、CO2削減にスギは全く必要ないことをアピールするのです。
そこで、ようやく花粉症患者の数も減っていくことになります。長い道のりですが、仕方がありません。
目先の快楽、解決策。L-92
そうは言っても今が辛い。そうでしょう。そうでしょうね。
花粉の季節の8週間前からヨーグルトを食べるのが効果的と言われています。もちろん個人差がありますが。
おすすめの商品は、カルピスのアレルケアです。確かに効いたような気にはなります。
花粉症には乳酸菌が良いと言っても色々あって、最近注目を浴びているのが「L-92乳酸菌」というもの。
これが花粉症もアレルギー性鼻炎も一挙にまとめて面倒を見てくれる優れものです。
他にもアトピーにも効果が出たという報告もあります。
8週間と言わず、毎日
花粉症って、大丈夫なときは大丈夫なので、つい対処も遅れがちです。気づいた頃には2月というパターンで、しかも「今年は大丈夫かもしれない」と勝手な妄想もしてしまう。
いいから黙って毎日食っておく。これが一番ではないでしょうか。
今年はもう手遅れだ・・・という方は、病院に行きましょう。なんだかんだで病院の薬が一番効きます。
ドラッグストアで買える薬は、眠くなったり喉が乾いてイライラする副作用に襲われやすいです。
結局、対策に違いはないよ
花粉症だろうが、アレルギー性の鼻炎だろうが、自分の体質と国の体質が改善されないかぎり治りません。
国の対応を待っていては、孫の代までかかってしまいます。
まずは自分の身体から・・・
口コミも強烈なのが多いです。未体験の方は是非。
屋上緑化、ベランダ緑化にはスナゴケを。