桃太郎と、金太郎と浦島太郎が出てくるauのCM。流行っていますね。
アレには秘密があったそうです。
⇨auCM全シリーズに実は…一寸法師が隠れてる
凄いですね。私は全く気づきませんでした。
随分前から知れていたことなのでしょうか?もし、最初から気づいていた人がいたら、なぜもっと早く人に広めようと思わなかったのか。
とても気になります。
当たり前過ぎて言わないパターン
もし、最初に見つけ人は、「こんなの誰でもわかるだろ」と思いながらそっと胸の奥にしまったに違いありません。
「いつか一寸法師が出てくるんだろうな。打ち出の小槌をつく姫は誰がやるんだろうな」とか考えたに違いありません。
でも、一向に一寸法師が活躍する気配はない。
菜々緒が怒鳴ったりしている。かぐや姫の本性がだんだん顕になる。
でも、一寸法師は現れない。
おや・・・?おかしいぞ。
ここでようやく、「ねえ、auのCMに一寸法師が出てるの知ってる?」と友達に話してみたりするのです。
「え?なにそれ?金太郎じゃなくて?」とか素っ頓狂なことを言われて初めてのことの重大さに気づきます。
世紀の大発見です
発見は、発見であると認識されなければ発見ではありません。一寸法師はついに発見されたのです。
アメリカは昔、インドだった
コロンブスは、アメリカ大陸を発見した時、自分は地球をぐるり廻ってヨーロッパからインドに辿り着いたと勘違いしました。当時、アメリカ大陸なんてないことになっていましたから、そう思うのも無理はありません。
そこにいたアメリカ人を、彼はインド人だと思い、インディアンと呼んだのです。
ゴムの発見
ゴムが発明されたのもまた似たような状況です。コロンブスの旅第2章のときの話。
ハイチ島で原住民の子供たちが樹液から作った黒いボールで遊んでいるところを目撃したことがきっかけと言われています。
ハイチ島の子どもたちは、まさか樹液が作ったアレが、ヨーロッパの、世界を揺るがす大発明に繋がるとは思っていなかったでしょう。
もし、知っていたらそれはそれはえげつない商売に発展していったに違いありません。
自分で発見に気づくのは難しい
地元の漁師が捨てるような魚を、有名なシェフが目をつけて爆発的に普及するように、渦中の人は気づかないものです。
自分ではくだらないと思っていても、それは地球の裏側の人間は喉からが手が出るほど欲しいものかもしれません。
もし、それに値打ちがあると気づいてしまったら・・・
発信するタイミングを間違えれば壮絶な空振りが待っています。あるいは偏差値の高い人間に手柄を横取りされるかもしれません。
値打ちに気づいた初期発見者達は、それをいつ公表すべきか相当悩むに違いありません。長い駆け引きの末、どこかで決壊する秘密。世に出たら最後、価値が価値を産み、変化を遂げ、先行者利益的なものは霞と消えます。
言いたい、でも言えない。どうしよう・・・無数のどうしようが、どうぞどうぞを押し込めてしまった。
このようにして、一寸法師のデビューは引き延ばされてきたのではないでしょうか。
まとめ
一寸法師がどうなるのか、とても楽しみです。
ただ、どうひっくり返っても私がauと契約することはありません。
それが少し残念だったり、申し訳なかったりします。