
By: Daniel Weinand
いい映画に、いい音楽はつきものです。
独断と偏見で選びましたが、割りとストレートだと思います。
単に感動するとか、いい音楽が使われている、というのではなく、両方揃っているやつを選びました。
当然ですけど、アルマゲドンとタイタニックは入ってません(笑)
「何がおかしいんだ」という方はそっとブラウザの戻るボタンを押していただければ・・・
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良い映画は音楽も必ず良い。おすすめ映画7
ライフ・イズ・ビューティフル
第二次世界大戦の頃にあった、ユダヤ人迫害を、ユダヤ系イタリア人の親子の視点から書いた作品です。
主演はロベルト・ベニーニ。ヒロインはニコレッタ・ブラスキ。
田舎から引っ越してきた主人公が、北イタリアの街で女性と恋に落ち、家族になり、子供が出来、戦争に巻き込まれながらも強くやさしく家族を守って生きようとするお噺。
前半はバカみたいな冗談と素敵な男女の色恋模様がとっても楽しいですが、後半は息が詰まり胸が苦しくなってしまうような展開です。
収容所に連れていかれ、不安がる息子に対し、「これはゲームなんだ」と嘘をつきます。本人だって恐いはずなのに、息子のために明るく振る舞うグイド。ディスイズ親父です。
ロベルト・ベニーニ演じるグイドはいつでも明るく、家族を愛し、楽しませ、しっかり守る。こんな素敵な親父がいったいどこにいるんだ、という話です。
強制収容所という極限状態の中で、グイドはなぜあんなに明るく頑張れるのか。
これぞヒューマンだろうと私は思います。
ナンバーワンに挙げる人が多いのも納得の映画です。
ニュー・シネマ・パラダイス
これも映画が好きな人ならまず間違いないと思います。
めちゃくちゃドラマチックな旋律です。ちょっと冗長と感じる?いやいや映画はこれくらいじゃないとね。
この音楽を聞いて武田鉄矢の『おふくろ、もう一杯・・・』という声が聞こえてくる人は、今すぐ脳内音楽ファイルを上書きして下さい。本家はこっちですよ!
短縮版と長尺版とで映画の主題が異なるという面白い映画です。
どちらが本当のニュー・シネマ・パラダイスか、なんつって賛否が別れたりもします。その人の人生観がわかって面白いです。
短縮版は、映画館「パラダイス座」がメイン。長尺版は、「主人公の人生」がメイン。と言われています。
片方だけ観てどっちが好きとかややこしいので、両方観てください。
舞台はシチリア島。
娯楽が映画しかない村。主人公トトは幼いころから映画館「パラダイス座」に入り浸り映写技師アルフレードと仲良くなります。
ある日パラダイス座が家事になり、アルフレードはフィルムを守ろうとして視力を失う。その後、トトは新しいパラダイス座で働くようになります。
青年になりトトは恋愛を経験したりもしするのですが、戦争に駆り出されてしまいます。
除隊後、村に戻ると当時付き合っていた彼女は音信不通。パラダイス座にも自分の居場所はない。散々ですよ。可哀相に。
落ち込むトトは、アルフレードの進言により村を出ることになります。
数十年後、トトが村へ帰ってくると・・・みたいな話です。
昔、「トトの映画への想いの移り変わり、アルフレードのトトへの想い、をどう捉えるによってこの映画の感想は変わってくる」と言われたのですが、そんなに複雑でもないんじゃないかなと思います。
ストレートに味わえるはずです。
スタンド・バイ・ミー
夏休みの話でしょ?と思っている人が多いです。
初めて見た時は小学生で、線路に耳当てるところと、ヒルが大暴れするシーン・・・あとは、主人公の小話。の印象が強かったですが、見直してみたらもっともっと見どころがたくさんあることを知りました。
私のようにヒルで終わってる人は是非もう1回観て下さい。
子供は世界が狭いです。
普通は、家族と、学校と、友達しかありません。
狭いからこそ子供の悩みは痛烈で、突き刺さります。
無邪気じゃない、シリアスな冒険です。
友達ってなんだっけと思わされます。
大人になってから見るといろんな気づきがある作品です。
スタンド・バイ・ミーは色んなカバーがありますけど、オリジナルが断トツ。
もう1回観てみて下さい痛烈に響きますよ。
小さな恋のメロディ
主題歌、The Bee Geesの「Melody Fair」がとても良いです。「若葉のころ」もいいですねえ。
ちょっと懐かしくてやさしい。切ないけど晴れやか。
大人になる前に観て、大人になってからまた観て。
親になったらまた観て。じじばばになってもまた観たい映画です。
この世に生まれたら、とにかく早く観るべきです。早ければ早いほどいいでしょう。
この映画、「Melody」というタイトルなのですが、邦題が「小さな恋のメロディ」なのです。
日本人で良かった!って本気で思いますよ。
本当にタイトルって大事。
ロンドンのパブリック・スクール。厳しい教師と親、反発する子どもたち。
主人公のダニエルはどちらかというと気が弱い方面の子なんですけど、ヒロインのメロディで出会って変わっていく・・・みたいな。
純粋でまっすぐな子どもが眩しぎて、ほっこりすること間違いなしです。
ダニエルの髪型がなんとも可愛らしい。センスの塊です。
しつこいようですが、一生かけて、何回でも観たいです。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
ビョーク主演。
「母親の無償の愛に感動した」という人もあれば、
「観終わったあと、立ち直れない」という人もあり、
「腹が立ってしょうがない。怒りを覚える」という人もある。
途中のミュージカルはどういう意味?
希望っぽく思える時もあるし、ただの妄想で歯がゆく感じるときもある。
観るには体力が要ります。
身も心も磨り減ります。
でも、観て欲しいなあ、という映画です。
レディオヘッドのトム・ヨークとのデュエットも聴けます。
アイ・アム・サム
音楽の良さについては、言うまでもありませんね・・・。
父と娘の親子の絆の話。
ストレートです。
ギルバート・グレイプ
ジョニー・デップ(主人公)とディカプリオが出てます。
村を出たことがないジョニー・デップ。
夫が自殺してしまい過食症で超でかくなった母と、知的障害を持つ弟アーニー(ディカプリオ)、それと姉妹2人。を
頑張って家族の面倒を見ているジョニー・デップ。
ある日、旅をしていたヒロイン・ベッキーがトレーラーの故障で村に滞在することになります。
村を出たことがないジョニー・デップと旅をする自由なベッキーに会って影響を受ける、みたいな。
風景が綺麗です。物語もさることながら、シーンそのものを観たくなる映画です。
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