最近、Gというと、グーグルなのかゴキブリなのかどっちのことを言っているのかわからなくなります。
先日、ついに我が家にゴキブリ様が初訪問されました。
私の四半世紀を越える人生の中で、自分の家の中に彼がやってくるというのは初めてのことでした。
生まれは北海道で、18歳までゴキブリというゴキブリは見たことがなく、19歳のときに東北地方の宮城県に移住した後の4年間でもまともな面識は0。
東京へ来てからも、飲食店や屋外で目にする程度で、ゴキブリというのはどこか遠い世界の住人という認識でした。ゴキジェットなる殺虫スプレーも、アメリカのキャンディと同じくらい現実味のない商品であり、恐らく一生触れ合う機会はないだろうと想像していたのです。
しかし、ついに時は決ました。
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殺虫剤の成分
スプレータイプの殺虫剤が意外と効かないことは既にみなさん実感として分かっていることと思います。この手の商品はイミプロトリンという成分によって昆虫の神経系にはたらきかけ、窒息させるメカニズムです。
幾度も実験を重ねていますから、人体に甚大な被害はないものと思われますが、小さい子どもがいる家庭では心情的に抵抗があるでしょう。「なんか不安」です。
不安もなく、クリーンに彼をやっつけたい。それが人情だと思います。いくら無害な成分でも商品名が「ゴキジェット」だと、「ああ、この部屋にはゴキジェットがばら撒かれたんだな」ということで後味が悪くなります。
それを解消しようというのが今回の試みです。
闘いの歴史。ゴキブリは速い
過去に友人の家(東京都郊外、もはや山でした)を訪問した際、ゴキブリとのバトルが勃発したことがあります。
部屋中に撒き散らされるスプレーをあざ笑うかのように奔放に動き回るゴキブリに我々は翻弄され、気づけば家の中はなんとも言えない重苦しい空気に包まれました。
そのまま放っておけば、まさに眠れぬ夜を過ごすことになります。恐怖と不安と、撒き散らしたスプレー臭、成分への不満が腹の底に溜まり、漂ったまま。
それだけはなんとしても避けねばならぬと、我々は奮起しました。
現在、進化の最前線に立つ霊長類が、鬼の形相でもって親指ほどの昆虫1匹を寄ってたかって殺しにかかる。
ライオンが集団でバッファローの子どもを殺すのも、シャチがオットセイの子どもでバレーボールをするのも、なんだか正々堂々武士道を貫いている行為に思えてきました。
当たらなければ意味はない
スプレータイプだろうがなんだろうが、とにかく命中しないと話になりません。これは大問題です。音速を超えようかという速さでカサカサと移動するゴキブリを捉えるのは、ゴルゴ13でも容易ではありません。
セルと闘ったときの筋肉増強トランクスのように、「なぜ当たらない!?」と怒ってみたところで事態は前に進みません。
まずは命中。これが最優先であると思われます。
拡散スプレー、そして泡
前置きが長くなりました。これから先は、思い出したくもない、我が家にゴキブリがやってきたときの話です。
私はゴキブリをブラジル人よりも物理的に遠い存在だと思っていたので、当然、ゴキジェットは持っていませでした。
とっさに手に取ったのは、3M社の糊剥がし用のスプレーでした。以前、カナブン対策でも紹介しました。
シールなどの糊剥がしだけでなく、油汚れもグイグイ落とす、非常に便利なスプレーです。ビルやマンション引き渡し前のクリーニングにも使われる、プロ御用達の商品です。爽やかのオレンジオイルの香りがするため、掃除臭さがなくておすすめです。通称「新築の匂い」がします。
まずはこれを使って遠距離から攻めました。遠くからなら、当たりやすい。カナブンならこれで一発なのですが、ゴキブリはそうもいきません。
動きが鈍くなるだけです。
しかし、これが重要でした。動きが鈍くなればより至近距離での致命傷を負わせやすくなる。
私はにじり寄り、狼狽するゴキブリ目掛けて至近距離でシューッとやってやりました。ところが、効果はありません、狼狽に拍車がかかり、彼らは家具の陰に潜んでしまいました。
オレンジオイルの限界です。
そうなると最後の頼みはやはり、マジックリンです。
ほぼ確実に誰の家にもあり、強烈な効果を持っているものといえば、これ以外に考えられません。
泡で包めば、どうやっても窒息します。アルカリ成分で骨の髄まで溶かしてやれ、ということです。そして、床もキレイになります。
その部屋はマジックリンを使っただけです。何もやましいことはありません。スッキリです。
3Mのスプレーなんかなくたって、マジックリンの拡散と泡を使い分ければ十分対応可能です。
彼らは速く、強い。一発で仕留めようというスケベ心は捨てましょう。
亡骸は、頑張って運んで下さい。これだけはどうしようもありません。死んだらといって、この現実世界、フッと消えることはないのですから。
ゴキブリなんて見るのも触るのも嫌だ・・・というあなたに
もっと強力なゴキブリ駆除薬がほしい、という声から実際のゴキブリ駆除業者使用のゴキブリ駆除薬を商品化したのがゴキちゃんストップ
防除用医薬部外品取得商品。置くだけで利用出来るタイプなので一般家庭にも利用可能。こちらからアプローチする必要は一切ありません。
しかも、処理の必要なし!
100%とは言いませんが、このゴキちゃんストップのトラップに引っ掛かったゴキブリは勝手に家の外に出ていて逝去されます。なので我々家人は亡骸を見ることもなければ、苦悶の表情を浮かべながら処理をする必要もありません。
虫が苦手な人にとって、こんないいことありませんよね。虫が苦手じゃなかったとしてもゴキブリを滅するのはそれなりに疲れるものです。今までの商品に満足していない方は一度試してみてはどうでしょうか。
本当に駆除業者のプロが使っている本物の商品なので、本当にゴキブリに困っている方にオススメ出来る商品です。
まとめ
心のどこかで罪悪感を抱く人もいるかもしれません。でも、家の中に入って来たゴキブリが悪いのです。
この自然界、縄張りを荒らす者に制裁を加えるのは当然のことです。
心にモヤモヤを抱く必要はありません。ついでに部屋もキレイにしてやろう、という心構えが一番大切です。