FXを始めてみたんです。
始めたというか再開。
まれに触発された訳でもないんですけど、口座開設のボーナスが美味しいなと思って。
口座を作って入金するだけで5000円とか、1万円貰えるんですから、やらない手はありません。
FXは、リーマン・ショックの前ぐらいにやっていたことがあったんですけど、いわゆるコツコツ、ドカーンで辞めました。
はじめは地道に利益を確定させていたのに、だんだん資金が増えてくると調子にのって大きく張って、マイナスになっても引き下がれずドカーンといっちゃうあれです。
一度、味わっておいてよかったと思います。
今回もまたやらないとは限りませんが、気をつけることは出来ます。
それだけでもだいぶ違うかなと。
損切りは超重要、と肝に銘じていきたいと思います。
FXで借金はしない。
FXって勘違いされやすいです。
「レバレッジ効かせて大金を」という話がひとり歩きして、いつの間にか「身の丈を超えた借金を」という話になっている。
でも、これは取り返そうとしてガンガン金をつぎ込んだ人だけの話です。
証拠金が足りなくなったからといって借金。そして取引して借金分までマイナスが、というパターンです。
それさえしなければ、自分が用意したお金以上に損をすることはありません。
ロスカットってやつですね。
最低単位の取引をするために、50000円とか、5000円とか必要なのですけど、それを割ったら強制終了です。あるいみ親切です。
ギャンブルじゃないよね
適当にやれば、そりゃあ丁半博打です。
なにも考えずにやればギャンブルなのは当たり前。
みんな勉強するのが面倒くさくてギャンブルにしちゃうのです。
かくいう私もそこまで勉強していないのですが。
競馬もパチンコも一緒です。事前の準備もルールもなしに、息抜きでやるからギャンブルになる。
FXは人間がやっている。心理戦です。
為替のニュースを見て、値動きを見ているとおもしろい発見があります。
7月27日(月)は、ドル/円が123円を割るかもしれない、と言われていました。
確かに言うとおり、123円70銭で始まって、夕方には123円20銭くらいのところまで下がっていました。
しかし、いよいよ123円を割るぞ、というところで、なかなか割りません。また盛り返したりします。
私が見ている間は結局123円20銭付近をいったりきたりでした。
裏をかいて、裏の裏をかいて、そのまた更に裏を、とかやってると結局均衡しちゃんですね。
どこで方向が定まるのかを判断するのは本当に難しいと思います。
初心者が陥るパターンは、FXのルールを考えると必然である
もう底かなと思って、試しに買ってみると、まだ下がる。
なんだよ、と思って、マイナスのまま決済すると、上がり始める。
腹が立ちますよね。憤慨しました。
でもこれってルールを考えたら当たり前だよな、と思ったのです。
初心者が買いたいところは、売りどころ。
初心者が売りたいところは、買いどころ。
上級者は、他人の動きを見ています。
FXはゼロサム・ゲームなので、他人の金を奪わないと勝てません。だから下手な人から頂戴するのが手っ取り早い。
初心者がお金を落としてくれるところを上手にかっさらうのです。
初心者A君がドルを買い始めた時に、上級者軍団がドルを売りに出せば、値段が下がります。
そうすると、A君は利益が出ません。
A君はマイナスに耐え切れなくなって決済して、市場にお金を落とします。
上級者軍団はそこでドルを買います。するとドルの値段が上がっていき、利益を得ます。
はしょりすぎて、正確さを欠く表現ですが、概ねこういうことが起きていることは間違いありません。
普通の考えで売買していたら、上級者にとっていいカモになって終わりです。
なぜか逆にいく、のではなく、それは必然の流れなのです。
まとめ。他人が何考えてるのか、考えよう。
今日、一発の目の取引で、見事にマイナスを出しましたよ。
腹が立ったので、ドル/円はやめて、ユーロ/ドルで頑張りました。
行ったり来たりの小刻み取引(スキャルピング)で、なんとかプラスにもっていきました。
コツもクソもありません。下がったら買い、上がったら売る。買ったら即売る。売ったら即買う。
うまくいったのは、きっとたまたまです。
でも、これは疲れますね。
ちなみにスキャルピングって、インディアンの頭皮を剥ぐ風習が語源らしいです。
戦の戦利品として、敵の頭皮をバリっとやるんですね。
scalpということです。スカルプDのスカルプです。
薄く頭の皮を剥ぐのと、ちょっとだけ利益を得ることが似ているからスキャルピングなんですね。
わざわざそこからとるか?という・・・。
あともう少し我慢する、あと一歩先に動く。
FXでも、まずは他人と違う思考を身につけないといけないようです。