ギリシャのデフォルト騒動も冷めやらぬ、いいえ、真っ最中ですが、中国もやばいらしいですよ。
どこもかしこも大変です。
昨年末から上昇を続けていた中国の上海総合指数(日本でいうところの日経平均的な?)が、ここにきて下がってきているのです。
なんと3週間で28%。おいおい大丈夫か、という状態です。やっぱりぐいぐい上がったやつはガタンと落ちるもんなんですかね。
そもそもどうして昨年末から上昇を続けてきたかというと、中国政府のさらなる金融緩和に対する『期待』のせいだとおっしゃる。
『期待』ですよ?期待。
金融緩和
日本銀行(中央銀行)が不況時に景気底上げのために行う金融政策の1つ。金融緩和政策ともよばれる。景気が悪化したとき、国債を買い上げたり政策金利と預金準備率を引き下げたりすることによって通貨供給量を増やし、資金調達を容易にする政策をさす。また、国債や手形の買い上げによって通貨供給量を増やす政策を、特に量的金融緩和政策(量的緩和)という。
コトバンク
日本でもありましたね金融緩和、金融緩和と言われていたことが。
私の浅い知識と記憶では、勝間和代氏の右腕と言われる上念司氏がやたらめったら『金融緩和』をゴリ押ししていたと思います。TVタックルで。
まあ、他にも言っている人はいっぱいいるんでしょうけど。
彼が言うには、『デフレは絶対悪!金融緩和すれば日本の不景気はあっさり元に戻る。日銀が金融緩和をしないのは、中国との癒着だ。』みたいな話でした。
それはいいとして、
とにかく、中国は『金融緩和対する期待』によって上海総合指数をぐいぐい上げてきたのです。
それに一般人も調子に乗ってガンガン株を買い始めたらいしんです。借金までして。
この流れ、バブルっぽいぞ、危ないぞ、危ないぞ、怖いなあ、恐いなあ、という話なんです。
爆買いも収まるのか。
「爆」って品がないですよね。バカですよね。
爆勝!爆穴!
っていう文字を競馬サイトで見ると引きます。
(笑)じゃなくて(爆)だと、いやな香りがしますよね。
近年、中国人が豊洲のマンションを買い漁っているとか、上野で寿司を食いまくっているとかいうニュースをよく目にします。
秋葉原でパソコン買ったとか、ウォシュレットに衝撃を受けているとか。
中国の景気が悪くなったらそれこそ、観光客は減るし、アホみたいに日本のものを買い漁ることもなくなります。
バブルが弾けたら、寿司とウォシュレットはいいとして、マンションとかどうするんでしょうね。
あー恐い。
対策はしているみたいだけど
株価が急落しないように色々やっているらしいですけど、実際問題景気が悪いのは明らかなようです。
店とかね、そっちの実際の方が。
ショッピングモールがらがらとか、よくやってますね。
キティちゃんとかミッキーマウスとかどうしてるんでしょう。気になります。
中身が伴っていない、というやつです。
ギリシャのことは中国も関係ある
中国はヨーロッパの国債も持っているし、大事な輸出に先でもあります。
EUにがちゃがちゃされるのはちょっと困るんです。
中国はギリシャにはEUに残って欲しいみたいですよ。
遠いから支配しなくてもいいや、あくまでもお客さんだよお客さん、という態度なのでしょうか。
古いですけど、古いほうがいいときもあります。
まあ、どうなるかわからないですけどね。