申し遅れました。プロアシュラーのニョイです。
先日、クソエントリがバズりました。
いつかバズ(炎上)ってみてえなあ、と思ってはいたんですが、まさかこんなところでこんな記事が、という気持ちです。
絶対数はさておきアクセスはいつもの10倍でしたので、これは確かにバズ(炎上)ったのだということにしておきます。
野次馬の達人なら、はてなブックマークの数を見ればだいたいアクセス数がわかるんじゃないでしょうか。ちょっとした小バズです。
今回は、私がはてなブックマークに寄せられたコメントを眺めて感じたことを備忘録としてここに残したいと思います。
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その前に、はてブコメントは見ない方が良いのか
バズマスターや炎上名人は、コメントなんていちいち見ないと言います。
理由は「くだらない」とか「気分が悪くなるから」とか様々です。
中には、はてブが20ついたらもうそれ以降は見ないと決めている人もいるそうです。
確かに、「あなたが心を込めて、腹の底から感じている熱い思いをストレートに語ったエントリ」であれば、コメントは見ない方が良いに決まっています。
応援コメントを読んでは喜び、批判コメントを読んでは心を痛めるだけでしょう。
もしそうでなければ、面白いから覗いてみた方が良いと思います。やはり、他人のブログに寄せられたコメントと、自分のブログに寄せられてたそれとは感じ方も違いますから。
さらにその前に、これはバズなのか炎上なのか
バズと炎上ではニュアンスがちょっと違います。
炎上はネガティヴな意味ですよね。何かケンカをふっかけて、たくさん反論される。みたいな。
そういう意味では、私が書いたホットエントリと、それに対する読者の皆様の反応は、炎上と言われるようなものではありませんでした。
何しろ、最初の主張に熱がこもっていないのですから当たり前です。
前提を踏まえないと、面白いものも面白くなくなる
コメントの大半は、
バカ言ってる。
というものばかりでした。この人達にはきちんと伝わったのだなと思います。ありがとうございました。
はてブのコメントにどう返信していいのかわかりません。調べてわかったら返します。
バカ言ってるんだから、バカ言ってると返す。AC。キャッチボールです。
そうではないコメントの意図は
飲茶が考える理想の議論のやり方
このエントリのような考え方はとても大切です。多くの人は無意識のうちに理解して、実行できていることですが、今回コメントしてれた方の中の1/5くらいの人はそうでした。
あるひとつの記事(著者)と、それに対するコメント(読者)の関係性には絶対普遍の決まりがあります。
ブログの記事を書いた著者は王様であり、コメントをする人達は兵隊だということです。
王様が、「今日は美味しいカレーを作ろう!」と言い出したら、
兵隊は、カレーの中でいかに上手くやるかを考えなければいけません。「カレーじゃなくてシチューがいいよな」とか言い出してはいけないのです。
これは絶対に変えられないことです。筆者が最初に掲げた前提は絶対に覆してはいけないのです。
なぜかというと、そうしないと面白くならないからです。
今回の場合、「コメントは議論じゃない、ただの感想だ」というのもダメなのです。
おもしろい、は自由じゃない
コメントは自由なようで、そうではありません。自由に書くとつまらなくなります。筆者が掲げた前提に対して、上手に返すから面白いのです。
世の中には、面白くなくても構わないと思っている人がこんなにたくさんいるのかと思って私は驚きました。
前提から覆して勝ち誇るというのは、愚の骨頂です。そんなの誰でも出来る、というやつです。
また、言っていることがよくわからないと思ったのなら、さっさと退場してしまえば良いのです。戦力にならない兵隊を掴まえておく王様なんて1人もいません。
「わからない」ということをわざわざボタンを押して数十秒時間をかけて書く、「わからない」と書かれたコメントを読む。
お互いのためによくありません。それが備忘録だというのなら止めませんが。
まとめ
はてな村の村民と言われる人たちがどんな哲学を持っているのか、私は理解不十分です。もしかしたら、はてな村的にはとても面白いコメントしてくれたのかもしれません。
知らない世界に触れたとで、自分の狭い視界がパッと開けました。
次の機会には、本当に興味深い前提を提示出来るように修行していきたいと思います。
それにしても、月間数十万から100万PVを超える人達は毎日このお祭り騒ぎなのですから、半端じゃないですね。
早く同じ土俵に上がらないと。
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