仏像ブームが止まりませんね。
最近は「寺ガール」なんて言葉もあり、マンガまであります。
なぜ、仏像なのでしょうか。意味がわかない人にはさっぱりわからない。でも、グッとくる人にはどこまでも突き刺さる。
一度ハマったら抜け出せないのが仏像の世界です。
いまやAmazonでも、ワンピースか仏像か、というところまで来ています。完全に乗り遅れないうちに、あなたも片足ぐらいは突っ込んで起きましょう。
仏像フィギュアはカッコイイ。仏像フィギュアはアート
仏像と言えば、拝むものと思っている人が多いかもしれません。
そうですね。確かに、拝むものです。でも、キリストだってそうじゃないですか?
なんか、Tシャツとか、ペンダントとか、それこそフィギュアだってあるじゃないですか。あれをなんとなくオシャレだと思ってやっている人が結構居ます。仏像だってそれと一緒です。
太陽の塔って、なんだかグッときますよね?なんだこれは!という。仏像だってあれと同じです。
仏像って、よくよく観ると、カッコイイんですよ。
↑これは蔵王権現です。スーパーサイヤ人ですよ。こんなの。
もはや線香の匂いがしそう、とか言っている場合ではないんです。
↑おなじみ千手観音。アホみたいに手がついてます。豪華絢爛。武器のデパートです。
爆発してる!芸術が
仏像はアートです。何百年も前から、職人が本気を出して作ってきました。仏像は、彼らの知恵と情熱の結晶なのです。
圧倒的一番人気の阿修羅像。カッコイイですね。
これら全てを見てもらえばわかると思うのですが、仏像という静止画に動画的要素を組み込んでるんですね。昔の人が一生懸命考えた、仏様たちの凄さをどうやって表現しようか。ただ突っ立っているんじゃつまらない。なにかしら動かしたい。職人の執念が仏像を動かしたのです。
阿修羅も、千手観音もめちゃくちゃ手が早いんです。目にも留まらぬ速さで手を動かしている。あるいは、1本の腕で何本分もの働きをする。顔だってそうです。阿修羅にはいくつもの表情、気持ちがある、だから同時にやっちゃおうぜ、という思い切り。
動かせないからこそ、ここまで動いている。パラドキシカルなダイナミズムに溢れています。
これらは全部仏像フィギュアの【イSム(いすむ)】の作品です。あまりにも精巧な出来にうっとりしてしまいます。
まとめ
ワンピースが好き、悟空が好き、ガンダムが好きとか言って、みんな手元に置いておきたいですよね。実際、大人が馬鹿買いしてます。
人間はそう思うように出来ています。好きは「なりたい」、なれないなら「欲しい」なんです。