夏はエアコンのせいで電気代がかさみます。多くの家庭で悩まれていることでしょう。
エアコンの温度を28度に設定し、つけっぱなしにしたとすると3DKの間取りで電気代は約8000円と言われています。
状況は様々でしょうから、もちろん誤差はあります。6000円で済むところもあれば、1万円を軽くオーバーするところもあるでしょう。
いかにエアコンをつけないか、あるいは性能の良い新製品に手を出すか、という議論が巻き起こるかと思います。
でも、考えてみて下さい。3000円から5000円、多くたって1万円の世界です。どうですか?他に切り詰められるところ、ありませんか?
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エアコン代節約という1点に縛られるのは愚の骨頂
エアコンにかかる電気代をしぶるせいでアイスを食ったり、ジュースをがぶ飲みしているようでは元も子もありません。
無理をして強がる必要はありません。快適に過ごして生産性を上げた方が良いのです。かつては夏は汗をかくものだと豪語していた所ジョージですら数年前に熱中症で倒れました。スイッチひとつで快適に過ごせるところを無理してやせ我慢するのは身体に毒なのです。
赤道直下の国の人をエアコンの効いた涼しい部屋へ連れてきたら、みんな国に帰るのを泣いて嫌がるはずです。
ダウンタウンの松ちゃんではありませんが、アフリカの食糧難で苦しむ国の子どもだって、お腹いっぱいになればご飯を残すのです。切り詰めるところと、楽をするところを格好つけて履き違えてはいけません。
1ヶ月で1万円節約できるもの
飲み物
1日1本コーヒーやジュースを買えば120円。30日で3600円です。水筒持参の習慣がない人は1日1本では済まないでしょう。
スーパーで1リットルや2リットルのジュースを買っても150円くらい。これを月15本で2250円。
毎日アイスを買えばガリガリ君でも1800円。
ビール1缶200円で6000円。第3の、でも100円ちょっとだから3000円。
夏になると、おそらく1日1本では済まないものばかり。これを半分とは言わないまでも3/4に減らせばまあまあ節約になります。ちょっと自作の麦茶に変えるだけ、ちょっと水筒にするだけで達成出来る数字です。
毎日必ず、全部やる必要はありません。
料理をする
暑いと料理をしなくなると言います。だったら涼しくして料理をしましょう。これだけでエアコン代をまかなえますよ。
タバコを減らす
1日1箱400円。1ヶ月で12000円。暑い中、無理していつものペースで吸う必要はありませんよ。
これを3/4にすれば3000円の節約です。豪快に削減できます。
風呂をさっと切り上げる
お湯の温度を下げればガス代、オール電化なら電気代の節約になります。
そして時間を短縮すれば当然使う水の量も減って水道代の節約になります。
テレビを消す
東日本大震災のときにちょっと話題になりましたが、結局電気を食っているのはテレビです。
節電しよう節電しようとアピールしていたテレビCMがありましたが、一番の悪はテレビそのものです。
ほんの少しですけど、テレビは熱を出しますしね。電化製品全般に言えることですが。
家電の消費電力一覧
※家庭でできる省エネ対策
まとめ。全部少しずで良いのです
無理して一気に切ろうとするからいけないのです。要は無理をしないで出来る範囲でやれば、結構いい線いくよ、ということです。
エアコンをフル稼働させ、快適に過ごせば、それ以外のちょっとした節約も苦ではないはずです。
塵も積もれば山となります。それをエアコンの電気代にイメージしてはいけません。他の出費に目を向けましょう。
最後の最後で身も蓋もない話ですが、一番楽なのは、夏だから、ということで全て諦めてしまうことです。諦めてお金を使い、罪悪感を忘れ、すっきり快適に過ごすのも悪くない作戦だと思います・・・
フィルターの掃除は豆にしましょう。
https://omomukibukai.com/air-conditioner