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コケ日記19~安保法案から見る民主主義の矛盾とジレンマ~

 2015/07/20      コケ日記, 社会, 経済

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コケ日記19日目

梅雨が開けました。
暑いです。暑さがコケにどれほどの影響を及ぼすのか。
柔らかい日光と、湿潤な環境を好む彼らですから、東京の夏が嬉しいはずはありません。

2週間でほんの少し緑が出ましたが、以来停滞しています。
これからどうするべきか、悩ましいのですが、あまり手を加えるのもどうかと思うので、しばらくは様子見です。
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民主主義の定義とはなんなのか by池上彰

日本経済新聞に池上彰先生の記事が載っています。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89339860V10C15A7000000/?dg=1

とてもわかりやすく、ためになる、考えさせられる内容です。

民主主義は多数決?

 「民主主義とは多数決で方針を決めること」と考えれば、衆議院で自民党と公明党の与党で圧倒的多数を占めているのですから、採決すれば可決されるのは当たり前のことです。多数決で物事を決めていかなければ、何も決められません。「決められない政治」と批判を受けてしまいます。

安倍政権にしてみれば、国民が支持した安全保障の政策を実行に移しているだけなんだから、文句言うなよ。って感じでしょうか。

政治って、めんどくさいですよね。
選挙のときは、みんなたいして考えもせず、『なんとなく信用できる』とか『わかりやすい』、『私はあの人好き』とかいって、投票するくせに、こうやって具体的に話が進み始めるとああでもないこうでもないと騒ぎ始める。

いざ選挙、というときには、与党も野党もがっちゃがちゃ。各政党が何をしたいかというのは曖昧で、国民はわかりやすいキーワードだけを拾って判断して投票、という流れがずっと続いています。
素人目にそう映ります。

それでも自民党を支持するしかない

民主主義体制での選挙には、「ワン・イシュー」で勝った政党が、「我々の公約が国民から全面的に支持された」と主張できる側面が存在します。小泉純一郎内閣が、「郵政民営化」と前面に打ち出して多数派を形成したら、それ以外の政治課題も容易に達成できるようになったという過去の例もあります。

『言ってることがわかりやすい』『なんか民営化って良さそう』『Forever LoveをCMに使うなんておもしろい』ということで、みんな簡単に引っ張られていきましたね。

これを読んだら、『ズルい』と思いませんか?

当時、郵政民営化に反対する人たちは、なんとかして小泉内閣発足を阻止しようと頑張ったのですが、反対派も自民党にいるもんだから、結局自民党内でどうにか頑張ってもらうしかありませんでした。
ちょっと無理がありますよね。結局押し切られてしました。

競馬界でいえば、日高の生産者が『競走馬の生産会を変えたい』となれば、社台グループをどうにかしないといけません。
そうはいっても、社台が日本競馬会に多大な貢献をしていることは間違いなく、急にいなくなられても困る。
社台を潰すのではなく、社台と仲良くやりながら少しづつ、というのが現実的な路線です。

武豊騎手の一時の大不振も、同じことですよね。騎乗する馬を確保するには、社台グループに振り向いてもらわなければ、そう簡単に状況は好転しません。

「民主主義とは選挙により、一定期間君臨する独裁者を選ぶプロセス」

独裁を防ぐために、審議委員会があります。
長い時間をかけて審議したらしいですが、結局与党の思い通りにことは進みます。
十分やったから、もういいだろ、というやつです。

一定の時間ずっと委員会室に座り、野党の質問攻勢に耐えてさえいればいい、という究極の居直りの論理が見えてきます。

安部総理は、今回の平和安全法制について『残念ながら国民の理解が進んでいる状況ではない』と言ったそうです。

でも、やるんです。押し切るのです。

すごいですね。

国民も国民で、こういうときは大騒ぎしますが、普段自分はどうでもいいと思っている話題に関してはノータッチです。当たり前ですけど。

でもそうやって、知らない間に勝手に決められていることっていっぱいあるんだよ。ということです。

じゃあどうすりゃいいの。