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池上彰先生に学ぶ。ギリシャのデフォルト。7月5日(日)国民投票

 2015/07/05      経済

greece

ギリシャのデフォルト問題が加熱しています。
ついに、7月5日(日)は国民投票が行われます。

今、ギリシャの銀行では1日8000円しか降ろせないらしいですよ。
大変ですね・・・。

今日、池上彰大先生の番組を観ました。さすがです。わかりやすいですね。

デフォルト (金融)
wikipedia

債務不履行。本来履行されるべき債務が履行されなくなること(支払われるべき金が支払われない等)を指す。例えば、国、政府、企業など債券の発行体が、利払いや元本の償還を行えない状態に陥ること。

カンニング竹山が得意げに答えていました。さすが、元借金大王です。

意味がわからん言葉の解説

国債

 
、といのはつまり借金です。」
国債は国の借金ということですね。

ドイツとギリシャを比べて説明されていました。
信用があるドイツ: 国債の金利が低い。
信用がないギリシャ:国債の金利が高い。

金利
100万円を1年借りるときの金利が2%。の場合。
「2万」が「100万円を借りるための値段」です。

株とか、国債を買うっていうのは上の逆なので、

国債を買って配当を得る場合、金利が高いほうがお得です。
しかし、ギリシャはこの経済状況ですから不安も大きいのであまり売れません。
投資家ぐらいしか信用がない国の国債は買いません。

ユーロが出来る前、ギリシャの元々の通貨はドラクマでした。
ギリシャは当時から経済状況が不安定だったので、ドラクマの信用があまりなかった。つまり金利が高かったのです。
しかし、ユーロになると決まった途端、金利が低くなりました。
他の国のお陰ですね。今回はそれが逆に仇になるようです。

2001年にアルゼンチンはデフォルトしていた。

たかだか10数年前にデフォルトしちゃってる国があったのです。
メッシも大変でしたね。バルサに行って本当に良かった。
デフォルトして、アルゼンチンの通貨ペソの信用はガタ落ち、大暴落です。
マラドーナも落ち込んだでしょう。

物価は上がり、失業率上がり、治安悪化。
大混乱だったようです。
バティストゥータもがっかりです。

しかし2014年は準優勝ですからね。決勝ではアルゼンチン人がブラジルまで大挙押しかけるなんてニュースもありました。どうやって盛り返したんでしょう。

アルゼンチンの逆襲

ペソの価値が下がったアルゼンチンは輸出に活路を見出しました。
大豆ととうもろこしを作りまくって、外人に売りまくったんですね。
それで立ち直りました。

戦後、貧しい時代に車や電化製品を売りまくった日本と同じです。

こう考えると、今の日本はどうしなきゃいけないか・・・輸出したいから円高にならねえかなあ、とか言ってる場合ではないようです。

ギリシャはどうなの

ギリシャもデフォルトしてアルゼンチンの仲間入りを果たしたら、輸出するものは?

オリーヴ・・・

イマイチらしいです。

アルゼンチンと違い、今のギリシャの通貨はユーロです。
ユーロは他のEU加盟国も使っているので、ギリシャの都合だけで大暴落ということはありません。
だからアルゼンチンのように輸出頼みではニッチもサッチもいかないのです。

じゃあ観光だ。

といっても、みなさん現金がなくて困っているんです。
観光客は現地で金も降ろせない。じゃあ現玉をごっそり持っていくしかありません。
治安も悪いらしいじゃないの。じゃあ辞めよう。というのが普通の人の考えです。

八方塞がりです。

国民投票が成立しないかも・・・

ギリシャは本籍地じゃないと国民投票できないらしいです。

国民投票をするには、実家に帰らないといけない。でも金降ろせないんだよね?
帰れないじゃないの。

じゃあやめよう。という人が続出するはずです。

今のところ、緊縮財政に対する国民の意見は、
賛成44%、反対43%で五分五分です。
ですが、投票に行かない人もいるし、投票率40%ないと国民投票は成立しないし。

もう、どうすんだ、って感じですね。

中国とロシアが狙ってる・・・

ギリシャはEUから出て行け、という意見も少なくないようです。
誰か助けてくれないのでしょうか。

中国とロシアが狙っています。
理由は簡単で、地理と宗教です。

中国
陸のシルクロード、海のシルクロードが集まる場所にギリシャがある。
ここを抑えれば・・・というやつですね。

ロシア
キリスト教の関係で仲間なんですね。
ロシア正教会とか、ギリシャ正教会とか、そういうやつです。

それでも強気なやっかいギリシャ

要は、これを使って、ギリシャは他の国を牽制しているんです。

「いいの?EU抜けろって、どういう意味か分かってる?」
というやつです。

やっかいですね・・・。

やっぱり、みんなが注目せざるを得ないのです。