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読書が自分探しの一人旅に勝てる理由。

 2015/07/28      ,

india

読書は、自分の世界を広げることが出来る。本当だ。

大学時代、友人がインド旅行に行ってきた。

自分探しの一人旅だ。

別な友人の「人生観変わったわ」に影響されたのだ。

よくある話だ。

小旅行なら読書で足りる

友人が帰って来た。

友:いやあ、インドすごかったわ。意外なことたくさんあった。

私:マクドナルドあるんでしょ?

友:そうそう!普通にあった。

私:ムンバイ(インド最大の都市)でも、スラム街が普通にあってすごかったでしょ?

友:そうそう!そうなんだよ。

私:ガンジス川汚かったでしょ?普通に洗濯してたり、火葬してたりする中でみんな沐浴してなかった。

友:そう、そうなんだよね。つーか詳しくない?だったら事前に教えてよ!

私:有名なところ行った?クトゥブ・ミナールとか、ジャマー・マスジットとか。

友:タージマハルは見たかな・・・あと国立美術館。

私はインドに行ったことはない。
そして、何も意地悪をしたかった訳ではない。
友人がインドをその目で見てどうだったのか、聞きたかった。

しかし、彼は本を読めば書いてあるような、テレビでも見たことがあるような有名な観光施設を訪れ、軽く見てきただけだった。
インドにマクドナルドがあることも知らず、街の雰囲気も知らず、ガンジス川がなんなのかもよくわからないまま旅に出たらしい。

無理に調べろとは言わないまでも、インドに旅行に行きたいやつがなぜここまで何も知らないのか。私は絶句した。

あてもない旅も良いけれど、本当にやっているやつはなかなかいない。

本気のバックパッカーはきちんといるでしょう。その人達は凄いと思います。

でも、私の友人は「自分探し」に行くはずが、あっさい観光旅行をして帰ってきました。
事前に何も調べず海外へ、それ自体は咎められるものではありません。むしろその行動力は讃えられるべきものでしょう。

彼の人生観は変わることもなく、インドに対しての知識は私よりも少ないままに帰って来た。

あてのない旅と言いつつ、半径5m、4畳半のフォークをかき鳴らされたのではたまらない。

旅行の目的は、本に書いてあることを確認するためではない

本を読み過ぎるとバカになる。行動することが大事だ。

と言う人もあるが、全てを自身の経験則でしか判断できない人間もどうかと思う。

旅行は娯楽だから、別にすべての観光名所を観て歩く必要もない。
しかし、自分探しに行く人間が、本を読んだだけのやつでも知っていることを知るために海を渡るってのはどうなんだろうか。